DHC(District Heating and Cooling、地域熱供給)は、3つの役割(※)をさらに進化させ、
今後の低・脱炭素化やエネルギーにおける需給形態の変化に対応し、ビッグデータも活用しながら、
地域に密着した様々なサービス(XaaS)を創出し「DTS(District Total Service、
地域総合サービス事業)」として、脱炭素社会の実現と賑わいのあるまちづくりに貢献します。
(※)「エネルギートランスレーター」「エリアエネルギーサービスプロバイダー」「レジリエンスサポーター」
エリアエネルギーサービスプロバイダー
~エネルギーの需給調整役~
お客さまとの間でエネルギー需給等の情報を連携することで、地域のエネルギー需給の最適化を実現するとともに、需要側も含めたDR/VPP(仮想発電所)を実施する
ことで、大規模な電力需給調整に貢献します。
平常時に活用している設備・人を、自然災害などの非常時にも活用、
電気・熱・生活用水をお届けして、街の機能を維持、復興の拠点となります。
エネルギートランスレーター
~様々なエネルギーを受入れ最適供給~
大規模なDHC設備を柔軟に活用することにより、再生可能エネルギー(太陽熱等)や未利用エネルギー(清掃工場廃熱、海水・河川水熱等)を含む多様な選択肢から、
最適なものを受入れ、冷熱・温熱や電気へと変換し供給するとともに、
電力需給調整機能も発揮します。